冥王の口付け

□ずっと一緒に
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そんなこんなで旅行先



やっぱりこの男は何でも知っている。

どうやって知ったかは知らないけれど綺麗な宿の2階で花火を見ている。

「なかなか風情があっていいものだろう」

浴衣姿の雅人の姿にみとれていた。

「…」

グイッ

抱き寄せられて額に口付けられる。


「ひゃあぁ」

そうだった…これは新婚旅行でありやっぱり…

いつもしているけどなんか変に緊張してしまう。

「あの…雅人」

雅人も気持ちをわかっているようで…

「やはりお前はかわいいな」

さらっとそんな事を言って似合う雅人の艶姿に一瞬だけかっこいいなとも思ったが…


「あんっ」

手はしっかりいやらしく懐に入って胸の突起を転がす。


「アンタいきなりっ」
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