冥王の口付け
□リアル〜新しい家
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「さぁ、入れ。」
「お邪魔します…」
雅人と共にマンションの1室に入り辺りを見渡す。
少し散らかっている。
「リアルのハセヲはあまりとがってはいないのだな、それもそれでまたかわいい。」
身長差があるのですっぽりと腕の中に包まれて頭を撫でられてしまう。
「なんだよ、わりぃかよ。離せ。」
すっかりふてくされて腕を振りほどいてしまう。
それもまた愛しいかのように雅人は亮の顎を持ち上げて唇を奪う。
「!!…んぁ…ふぅ」
ビックリして口を開けると雅人の舌が侵入して歯茎や舌を余す事なくなぞっていく。
苦しくなって雅人の胸をドンドンと叩いた。
ークチュ
「んぁ…ハア…ハア」
名残惜しそうに唇を離すと銀の糸がひく。