03/19の日記

23:22
沈丁花
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猫の夜の大運動会に暫く付き合っていたら、庭に植えている沈丁花の香りがフワリ、少し前まで蕾ばかり、蕾もついていなかったのに、満開です

確実に時が流れているのを実感しました


戦後、原爆で何もなくなり、草も数十年生えないだろうと言われていたのに、草も生え、花も咲きました、命の底力ですよね
被災地に、春の花が咲き乱れ、子ども達がその下で遊べれるような、少しでもホッと出来るような時間が早く流れる事を祈ります

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23:11
明治異端端SS
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探偵に引き取られ、助手になった彼
普段は居候しているお家でお留守番、探偵は何処かで事件を解決している、お家に帰ってきた探偵を彼は慌ててお出迎えする、探偵笑って彼の髪を撫でる、探偵は彼と自分に甘いミルクティーを入れ、ホッと息を吐く

「探偵も因果な仕事だね、誰かが不幸にならなければ役目がないんだ」

「でも…」

「嗚呼、それでも…この小さな手で救いだせるものが有れば、僕は救い出せれるだけ救おうじゃないか、小さな小さな幸いでも、与えられるだけ与えようじゃないか…」

「…なら私も、お手伝いをします、貴方が与えてくれた救いと幸いを、今度は私が貴方に返したい」

探偵は莞爾笑って彼の髪を撫でる

「僕に返す必要は無いよ、だから君は君の手で、救えるものを、与えられる幸いを、それを必要としている人に与えるといい、例え小さな幸いでも、伝えて与えて、巡って巡ったら…きっと探偵の僕が必要なくなる幸せが溢れた世界が出来る」

彼は居候し始めて、初めて心底笑えた

僕の手で、与えられるものが有れば…
私が貴方に与えてもらった、幸いを、誰かに与えられる力があるかは解らないけど

小さな手でも、繋がれば、きっと大きな力になるよ

悲惨で無惨、沢山の事件、それでも、小さな幸い運んでいけば、きっと探偵もいらなくなる

探偵の小さな願い、小さな救い、きっと彼は受け継いで、小さな幸い小さな救い、きっと大きく広がる



「さぁて、じゃあ君は明日から助手デビュゥだ、辛い事も沢山有るけど、宜しく頼むよ」



おわり


突発的SS
ボカロ曲的に作りましたが、キャラは完璧別人です

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