Be happy together
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「カイトッ!!」
ソウルがカイトに追いつく
「ん?ソウル?どうした」
「お前何してんだよ」
「は?何が?」
「ブラック☆スターとの喧嘩だよ」
「……喧嘩じゃねぇぞ、ちょっと手合わせしてもらっただけだ」
「…何があったかは聞かねーけど、ちょっとはユイのことも考えろ」
「……考えてるからこそだろ」
「はぁ?」
「ユイを守るためにオレは強くならなきゃならねぇんだろいがっ!!」
カイトがソウルの胸倉をつかむ
「…お前の考えてることは分かった。けど、本当にそれがユイを守ることに繋がると思ってんのか」
「…当たり前だ」
「っざけんな!!」
「っ!?」
ソウルがカイトを殴り、カイトが倒れる
「っ…何しやがるっ!!」
「ユイを守るってるくせに何でユイを悲しませてんだよ!テメェ兄貴だろうが、気づかねぇのか!!」
「!?………悪い、ソウル」
「…謝んのはオレじゃねぇだろ?」
「あぁ、家に帰ったら謝るよ…」
「おぅ。…ほら」
ソウルがカイトに手を差し出す