デュラララ!!
□惚れてしまった男
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
私は今日も彼氏である臨也を追いかける静雄君を見つけた
毎日毎日良くやると思う
しばらく２人を見ていると静雄君が不良達に囲まれた
おそらく臨也の仕業であろう
最近、臨也の静雄君を対処するやり方が酷いので少し臨也が嫌いになりつつある
本当に殺してしまったらどうするつもりなのだろうか
喧嘩が終わったようなので、静雄君の元に駆け寄ったしばらく話をして
静雄君が「…お前は嫌いじゃねぇからな」と言った言葉が凄く嬉しかった
数日後、臨也と綺麗な女の人が腕をくんで歩いているのを見た
傍にいればいいなんて、ただの強がりで本当は私だけを見てほしかった
『っ、ひっく…』
泣いていると静雄君に見つかった
静雄君には私の気持ちは全てお見通しだったみたいだ
抱きしめられて、頭を優しく撫でてくれる静雄君はとても優しかった
その日の夜、臨也に呼び出された
『どうしたの？』
「静ちゃんと最近仲良いんだね」
『…うん』
「名前、オレのこと好き？」
『…嫌い、じゃない』
「…そっか。別れよう、名前」
『ごめん、…ごめんなさい』
「…帰っていいよ」
『…さようなら』
「……。」