Our Destiny Forever

□1章 お届け者
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「へぇー、オレの名前知ってるんだね。情報通りだ」


「……。」







女はまだイマイチ状況がつかめてない様子で目をパチクリさせていた。






「どうしたの?君が望んだんでしょ?」


「…トリップ…私、本当に…」





女は信じられないとばかりに驚いていてなぜか臨也の頬をつねった




「っ!いきなり何のつもり?」


「夢じゃない…。臨也に触れた。っしゃあああっ!!」




女が叫ぶ




「…プッ、面白いね、君」


「あの臨也…さん?」


「別に呼び捨てで構わないよ?」


「じゃあ、臨也。色々質問はあるんだけど、まず聞くね。何で私臨也にお姫様抱っこされてんの?」


「君が空から降ってきたから」


「…マジでか」


「マジマジ」


「降ろして下さい」


「えー、結構面白いのになぁ。だんだん顔が赤くなっていくところが見られるし」


「は//早く降ろしてっ!」


「はいはい」





臨也が女を降ろす





「…質問2つ目いっても大丈夫?」


「ん−、立ち話も何だからオレの家においでよ。そこならいくらでも答えてあげるよ?」


「行きます!」


「なら、行こうか」





2人はその後臨也の家に向かった。




「あ、君名前は?」


「…結衣」


「よろしくね、結衣」




臨也が結衣に笑いかける。


その笑顔はあの人の不幸を喜ぶ折原臨也ではないような笑顔だった






2章に続く
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