Our Destiny Forever

□3章 死ぬならキュン死したい
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〜回想中〜


【君の正体についてはオレと君だけの秘密にしておこうか】


【何で?】


【別に言っても構わないけど、異世界から来ましたって言って信じてくれる人がいると思うわけ?
もし信じたとしても化物呼ばわりされるのがおちだよ】



〜回想終了〜





結衣としてはこのメンバーに言っても大丈夫な気がするというよりも
むしろ喜ばれる気がする(門田以外に)と思ったが説明が面倒なのでごまかした







「みなさん有名ですから…」


「へぇ、私達有名だったんだぁ」


「地味に生きてるつもりだったんすけどね」


「あれ?渡草さんはいないんですか?」


「あぁ、渡草さんなら今頃コンサートではしゃいでるんじゃないすかねぇ」


「(あぁ、なるほど」


「お前、名前は?」


「へ?あ、結衣って言います」


「ぶつかって悪かったな結衣。怪我なかったか?」


「門田さんカッコいいっす!少女漫画に出てくるキャラみたいっすよ」


「ドタチンの場合口はぶっきらぼうだけど本当は優しいっていうキャラ設定で決まりだよね〜」


「お前ら何言って…」


「私もその意見に賛成!さっきのはキュン死にするくらい良かったもん」


「おぉ!結衣わかってるねっ」


「本当っすね!」


「……。」



その後、三人の話はさらに花が咲き門田は完全に置いてけぼり状態で小一時間ぐらい語り合ったそうだ





第4章に続く
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