Our Destiny Forever

□4章 腹の音には逆らえない
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「もっと語りたかったなー」


結衣は今、門田達と別れて1人でいる。

狩沢達と語り合っていると日が暮れそうだったのでしぶしぶ解散したのだ。

しかし、結衣はとてもよいものを手に入れていた



「まぁ、ドタチン達のアドをゲット出来たことは喜ばしいことだよね」



これで結衣の携帯の電話帳に登録された人は4人となった



「幽のロケにはまだ時間あるしな…、暇だな」




結衣がぶらぶらと歩いていると、ドカンと大きい音がして宙に人と自販機が浮いた






「キター!!」





結衣が人と自販機が浮いた場所に走って移動する。

そこにいたのは、皆様の予想通り平和島静雄だった







「ぎゃあああっ!助けてくれぇ!」




男が叫ぶがその叫んだ男は見事投げ飛ばされた



「てめぇ、オレに暴力を振るわせやがったな。あぁ?」


「ひぃっ!ごめんなさい!」


「許さねぇ…」







静雄が暴れている姿を観察していると結衣の方に人が飛ばされてきた





「え?ちょっ待っ…」




飛ばされてきた男と結衣がぶつかる






「あ、ヤベ…」


「静雄、一般人を巻き込むなよ」


「すんません」


「男どかしてこい」


「…うす」






静雄が結衣の上に乗っかっている男をずらす




「ったぁ…」


「悪かったな、大丈夫か?」


「へ?…静雄?」


「あ?」


「何だ、静雄の知り合いか?」


「いや…」


「(どうしよう、会いたいとは思ってたけど実際会うと何話せばいいんだっ!?」


「ん?膝んとこ軽くすりむいてるけど」


「あ、本当だ…」


「オレ丁度ばんそうこう持ってるからやるよ」


「ありがとうございます。トムさんって優しいんですね」


「オレのことも知ってんの?」


「2人共有名ですし、私お二人に憧れてましたから」


「へぇー、オレらにねぇ」


「……。」
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