Our Destiny Forever

□5章 むしろ可愛い
2ページ/2ページ

数分後、静雄が戻ってきた




「おかえりー」


「おぉ」


「食べ物ご馳走様でした」


「あぁ」


「…一つお願いしてもいい?」


「…何だ?」






眉間にしわを寄せあからさまに嫌そうな顔をする静雄






「携帯のアド教えてくんない?」


「は?」


「いや、また会いたいな〜って思ったんだけど」


「……。」


「迷惑だった?」


「いや、構わねぇ」


「っしゃっ!ありがとう静雄っ」


「…お前さ」


「ん?」


「オレが怖くないのか?」


「全然。むしろ可愛すぎるっ」


「……は?」





静雄は怖がれていないのにも自分が可愛いと言われたことにも驚き、しばらく黙っていた





「静雄?どうかした?」


「いや…」


「そういえば、静雄はこのあと何か予定ある?」


「…一応な」


「一応って?」


「ロケを見に行く」


「あ、羽島 幽平?」


「何で知ってんだ?」


「いや、なんとなく。一緒に行ってもいい?」


「…もう奢らねぇぞ」


「うん、いいよ(平和島兄弟に会える!」




2人はロケ現場に行くために場所を移動した







第6章に続く
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ