Our Destiny Forever

□7章 仕事と家とムカつく上司
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「……。」


「やぁ、いらっしゃい」






結衣が自分の住まいへと向かい、中に入ると臨也が結衣を向かい入れたのだった





「どうしたの?そんな驚いた顔して」


「…何で臨也がここにいんの?」


「何でってオレの家だし。気づかなかった?」


「…途中で一回見たような通りだなとは思ったよ」





結衣がため息をつく





「まぁ、そんな落ち込まないで。今日からよろしくね?」


「…本気?」


「君のことを一番知ってるのはオレだからこの方が何かと便利だと思ったんだけど」


「…分かった。まぁ、プラスに考えるとキャラの家に居候できるわけだからね。たとえ、臨也であっても」


「酷いな〜、結構傷つくよ?」


「まさかとは思うけど私の仕事って臨也の手伝いとか言わないよね?」


「ピンポーン!御名答」


「…波江さんいるじゃんよー」


「誰のこと?」


「…え、まだ?」


「何が?」


「…そっか。まだか」


「何の話?」


「別にー、こっちの話」


「ふーん。結衣ーお腹空いた」


「だから?」


「冷蔵庫の中好きに使っていいから何か作ってよ」


「…めんどくさい」


「じゃあ上司からの命令ってことで」


「……。」







こうして結衣は仕事と家とムカつく上司を手に入れたのであった





第8章に続く
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