Our Destiny Forever

□8章 料理のできる女はモテる
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「いーざーやーくーん」


「っ…」


「池袋には来るなって言わなかったっけかぁ?臨也くんよぉ!」


「…静ちゃん…」




臨也が苦笑をする



「静雄!いきなりゴミ箱投げてどうし…」





結衣が静雄の後ろから現れる





「テメェは下がってろ」


「…結衣?どうしてここに?」


「あ、臨也」





静雄の血管がピクッと浮かび出る




「結衣…、テメェ臨也の野郎と知り合いなのか?」


「いや…そのっ」


「それはこっちの台詞だよ。静ちゃんと知り合いなんてオレ聞いてないけど?」


「臨也は情報屋でしょ?」


「……。」





結衣の返答に臨也は面白くなさそうに眉をひそめた





「…まぁ、臨也を殺してからも話は聞けるからな」





静雄はにぃっと笑うと臨也に投げたゴミ箱を掴み、もう一度臨也に投げつけたが、サイモンが現れそれを受け止める









「サイモン!どけっ!」


「静雄喧嘩良くナイヨー。喧嘩するとお腹ペコペコナル背中とお腹くっついちゃうよ」


「ラッキー。それじゃあね、静ちゃん」


「待ちやがれ!」





静雄が臨也を追いかけようとするがサイモンに邪魔をされ追いかけれなかった





「チッ、逃がしたか…」


「静雄ウチの店来るヨロシ安くするヨー」


「…あ?結衣の奴どこ行った?」







そこには結衣の姿も帝人達の姿もなかった






9章に続く
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