Our Destiny Forever

□9章 神士のたしなみ
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しばらくしてから2人の前に現れた人物とは



『何の用だ?』



あの首なしライダーこと、セルティだった





「これを静ちゃんに渡しといてくれない?」



臨也がセルティに静雄の荷物を渡す




『…それだけか?』


「うん」


『……………。』


「あの、初めまして!結衣って言います!」





結衣が呆れているセルティに話しかける





『え!?あぁ、セルティ・ストゥルルソンだ。セルティでいい』


「私も結衣って呼んでください!」


「…久々にこんな興奮している結衣を見たよ」


「だってセルティめちゃくちゃカッコイイじゃん!!」


『言っておくが私は女だぞ?』


「知ってる!でもカッコイイ!いや、可愛いときもあるしな…」


「今の結衣なら新羅といい勝負になりそうだね」


「あ、セルティ。アド教え…」


「じゃあ頼んだよ、運び屋」




臨也が結衣の手をひき、歩き出す





「ちょっと臨也!セルティにアド聞けなかったじゃん」


「聞かなくていいよ」


「…なにそれ」


「今日の御飯って何?」


「オムライス」


「へぇ、期待してるよ」




臨也が満足そうに微笑んだ





10章に続く
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