Our Destiny Forever
□13章 池袋で喧嘩を売ってはいけない人
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「イヤな野郎の名前なんか言うんじゃねぇぇぇぇ!!」
そう。その男の正体とは、池袋で喧嘩を売ってはならない男。
平和島静雄だった。静雄が次々と男達を殴ったり蹴ったりする。
そんな中、結衣は聞き覚えのある声に話しかけられた
「結衣」
「…臨…也」
「大丈夫?」
結衣が頷くと臨也は結衣を軽々と持ち上げ歩き出した。
その臨也の向かった場所とは、
「はーい。って臨也と結衣ちゃんっ!?どうしたの!?」
「悪いんだけどこの子みてくれない?」
「…何があったかは後で聞くよ。とりあえず上がって」
新羅が2人を招き入れる。
しばらくして結衣の診察が終わった
「たいした怪我はしてないけど。精神的にショックを受けているみたいだよ」
「そう」
「…しばらくは安静にしておいた方がいい」
「分かったよ。連れて帰っても大丈夫?」
「構わない。怪我は特に酷くはないからね」
「じゃあ帰るよ。運び屋によろしく」
14章に続く