Our Destiny Forever

□18章 本気?冗談?
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「おかえりー」


「た…ただいま」


「今なーんじだ?」


「…えっーと、8時ちょい前ですね」


「オレ何て言ったっけ?」


「…な、なんだっけ?てか何でいるの?」








次の瞬間臨也の顔から笑顔が消えた







「…オレがいちゃダメなわけ?」


「そうは言ってないよ。お茶でもいれようか?」


「いらない」


「…そ、そっか」


「結衣はさ、切り裂き魔って知ってる?」


「う、うん」


「ならどうして夜の池袋なんて行ったわけ?切り裂き魔に勝てるとでも思ってたの?」


「そ、それは…」


「しかもドタチンに送ってもらってるしねー」


「何で知って…」


「窓から外見てたら見えたんだよ」


「……。」


「まぁ、今日のところはこれぐらいの説教で許してあげるよ」


「…何か裏がありそうだね」


「別に何もないよ?次からはこんなことないようにね」


「はーい」


「それじゃあ約束通り」





臨也が結衣の腕をつかむ

ソファに押し倒す




「は?」


「指切りしたでしょ?」


「いやいやいや、あれは私が勝手に池袋に行ったらでしょ!?ちゃんと連絡したじゃん!!」


「…そうきたか」


「てか冗談じゃなかったのっ!?」


「いやだなー、オレはいつでも本気だよ?」


「そうは見えない…」


「本当だって」






臨也がぐっと結衣に顔を近づける






「っ//!?」


「照れちゃって可愛いねー」


「か、からかわないでっ//」


「からかってないよ。言っただろ、オレはいつでも本気だって」


「っ…//」





次の瞬間、臨也が結衣を抱きしめた




「だから今から言う言葉も本気。…好きだよ、結衣」







19章に続く
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