Our Destiny Forever

□24章 結ばれた2人
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「…っぶな」


「あら、よくよけれたわね」




贄川が不適に笑う




「…どうして私が斬られなきゃならないの?」


「別に深い意味はないわ。折原臨也の女だから、それだけよ」


「私臨也の女になった覚えないんだけど」


「貴方はそう思っていても彼の方はベタ惚れみたいね」


「…(あの臨也がベタ惚れ?」


「ふふっ、今度こそさようなら」





贄川が包丁を結衣に振りかざすが、腕を後ろから誰かに掴まれる




「なっ…」


「そこまでにしてくれるかな?贄川春奈さん」






その人物とは結衣が最も今会いたかった男の折原臨也だった。






「臨…也……」


「どうして貴方が?仕事があったんじゃなくって?」


「あぁ、おかげで大事な商談がパーだよ」


「ふぅん?どこで私の動きを知られたのかしら」


「君の子供から聞いたんだよ」


「…余計なことを」







贄川が呟く





「取引しないかい?」


「どんな?」


「那須島の場所を教えるから結衣には手を出さないでくれる?」


「あら、知らなかったんじゃなかったの?」


「前はね。今は情報がある」


「…もし違ってたらこの女をまた殺しにくるわよ?」


「構わないよ」





臨也はある紙を取り出し贄川に渡す





「これからこの住所の場所に行くといい。運がよければあえるかもね」


「ここは…。なるほどね。いいわ、その話のってあげるわ」






そう言うと贄川は出て行った。
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