Be happy together
□09
3ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
そのころユイは図書室に来ていた
「あれ？ブラック☆スターとキッド何処か行くの？」
「おぅ！ユイ」
「今から聖剣エクスカリバーを探しに行く所だ」
「え!?…マジで…？」
「ユイも来るか？」
「私は遠慮しておくよ。調べ物があるんだ」
「んだよ、ユイも来りゃ楽しいのになー」
「ごめんね。まぁ２人なら大丈夫だよ、頑張って来てね(色々な意味で」
２人が図書室を出て行く
「さて、と……」
ユイが本を探す
しばらくして…
「ユイちゃん？何の本読んでるの？」
「うわっ!?」
椿が後ろから話しかけてきた
「すごいたくさん読んでるけど…」
「う、うん。ちょっと調べ物」
「…魔女に関する本ばかりだけど」
「あー…、私達もうすぐだから」
「なるほどね、偉いわね」
「そーかな？あははは…。椿は何してるの？」
「ブラック☆スターがシド先生から頼まれてた本を片づけてるの」
「ご、ごめん！私邪魔してた？」
「ううん、大丈夫よ。でもそろそろ図書室が閉まる時間になるわよ」
「了解。今日はもう片付けるよ」
ユイの言葉に椿は笑い、何処かへ行った
「(兄ちゃんも強くなろうとしてる…。私ももっともっと強くならなきゃ…」
ユイは拳をぎゅっと握り締め、強く心に思ったのだった
10章に続く