デュラララ!!

□手紙
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『ふぁ〜あ…。ねむっ』



名前が授業中にあくびをする。


すると、前の席から小さなメモ用紙が渡された




『ん?誰からだ?』




中を見てみると




〈可愛いアクビ見〜ちゃった♪ 正臣〉




名前より前の方に席に座っている正臣を見ると、先生に見えないようにピースしている正臣がいた。


名前はメモ用紙の余っている部分に何かを書き込み、メモ用紙を回す






〈変態〉


〈失敬な!可愛い子の顔を見てて何が悪いっ〉


〈女ったらし〉


〈大丈夫、オレは名前だけだから〉


〈私は別に正臣好きじゃないけど〉





名前はメモ用紙に軽い気持ちで書いたがこの言葉のせいでこの後大変なことになったのであった






「何ぃぃぃっ!?」





正臣が授業中だというのにも関わらず立ち上がる





「名前!これは酷いだろ!!」


『ちょっ、何言って…』


「お前ら何騒いでるんだ!二人とも廊下に立ってろ!」






先生に怒られ廊下に立たされた二人





「……。」


『…正臣、イキナリ何だったの?』


「…オレのこと好きじゃないんだろ?」


『うん。だから?』


「…いや、もう何もない」


『……確かにまだ好きじゃないよ。でも、あんだけ毎日好きって言われてるから気になってないこともないんだよ?』


「…それってさぁ…」


『うん?』


「マジ?」


『マジ。つーか嫌いなら話さないしね』


「よーしっ!見とけよ、名前!この紀田正臣の魅力をたっぷり見せてやるからなっ!!」


『……。』


「まず、その1は顔だな。誰もが羨むこの美貌!あぁ、オレって罪な奴…」


『……。』


「その2に…って名前聞いてるか?」


『…クスッ、魅力に溺れないように注意します』




名前が微笑む





「…おぅ//!」






end
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