Be happy together
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「ユイ！」
「なに？兄ちゃん」
「今日先帰っててくんね？」
「何かあったの？」
「シュタイン博士に呼び出しくらってよ」
「分かった。先に帰ってるね」
「わりーな」
ユイが１人で帰っていると声をかけられた
「ユイ、１人か？」
「ソウル！うん。兄ちゃん呼び出しくらっちゃってね」
「なにやってんだ、アイツは。
まぁちょうどいいや、ちょっと話さねぇ？」
「？うん、いいけど…」
２人で歩き出す
「なぁ、お前の母さんってどんな人だった？」
「え？…どうしたの、いきなり」
「話したくねーならいいんだけど」
「そういう訳じゃないけど…。うーん、良く分かんなかった」
「？覚えてねーってこと？」
「ううん。私、お母さんが笑った顔って見たことないんだよね」
「笑ってなかったか？」
「え？」
「あっ!?いや、その、子供の前で笑わねー親なんていねーだろ!!」
「……。」
「ユイ？」
「…えっと、上手く説明出来ないんだけど。
お母さんは確かに笑ってたよ。けど、心からは笑ってなかった気がするの。
だから良く分かんない人だった」
「!?そうか」
「嬉しそうだね」
「え？そうか？もう１つ質問いいか？」