小説
□主人公達の苦悩
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カエデ
「えっと、今回はパントマ様宅で
活躍中のマナに来てもらいましたー。
――終わり｣
マナ
「Σえっ!!ちょ、カエデさん!!
いくらなんでもこんな終わり方は
ないですよ!!?(汗汗」
カエデ
「同じ女主人公同士だし、
早めに終わらせるのも有りだと思って」
マナ
「誰もそんな事許可してないです!」
カエデ
「なんだ、マナは真面目だなぁ。
まっ、そんな私も一応 た ぶ ん
真面目な分類だと思うけどなぁ〜」
マナ
「は、はぁ…。
(な、なんか絡みづらい……)」
カエデ
「えーっと、とりあえず話そうか」
マナ
「あ………はい。
(真面目になった……?)」
カエデ
「ズバリっ!
私に聞きたい事ってあるか?」
マナ
「それじゃあ、まず……。
カエデさんは主人公をしてて、
重荷に思った事ってありますか?｣
ゴフッ!!!!
(飲んでいたお茶を勢い良く
見事に★やらかしたカエデの図↑↑)
マナ
「Σ!!カ、カエデさん!?」
カエデ
「ゲボゲホ!!
ちょっ、何さりげなく
とんでもない事聞いてんだよ!!?」
マナ
「え、とんでもない事でしたか…?」
カエデ
「(そうだ……マナは店長の脳内では
超天然っ娘★で通ってるんだった…。
他家のお嬢だから
普段イジれない分イジるつもりだな。
ったくあの馬鹿店長……)」
マナ
「あの、カエデさん…?」
カエデ
「……まあ、質問されたからには
答えるさ。うーん……あれかな｣
マナ
「あれ、とは?」
カエデ
「自分が男キャラな所」
マナ
「…………………え?」
カエデ
「だって一人称が私なのに
男言葉使うって矛盾してるし」
マナ
「あ、そういう事でしたか……。
(ビックリしました…)｣
カエデ
「そういうマナはどうなんだ?」
マナ
「えっ、私ですか?
………言っても良いですか?」
カエデ
「ああ、言っても良いぞ?」
マナ
「実は、主人公だからって訳じゃ
ないんですけど…。
よくカイトさんに
子供扱いされるんですよ」
カエデ
「カイト?あぁ、そっちの相方か」
マナ
「そうなんですよ!
年も一つしか違わないのに
年下扱いされるなんて悲しいです!!」
カエデ
「あ……へー。そうなのか(汗
(意外とマナって
結構喋る方だったんだな…)｣
マナ
「カエデさんはツバキさんに
不満とかないんですか?｣
カエデ
「ツバキに?
うーん……とくにないなぁ」
マナ
「え、ないんですか?」
カエデ
「まあ、幼馴染みだからっていうのも
あるからだと思うんだよなぁ…多分」
マナ
「………そういえばカエデさんは、
ツバキさんの事好きなんですか?」
ゴブゴハッ!!!!
また飲んでいたお茶を勢い良く
見事に★やらかしたカエデの図↑↑
マナ
「だ、大丈夫ですか…?(汗」
カエデ
「ゲボゲホッ!!!!
ななな、なに言ってんだよ!!!??」
マナ
「そう見えたんですけど…。
違うんですか??」
カエデ
「ツバキは幼馴染みってだけで
そういうのは絶っ対にない!!!!
断じて!!!!!!｣
マナ
「えー、ホントですか?」
カエデ
「〜〜〜〜ホントだっつーの!!!」
マナ
「…カエデさん、顔真っ赤ですね」
カエデ
「ほ、ほっとけ!!!
(確信犯…?それとも天然?
分からねぇぇ(汗汗汗)」