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□強がりおじさん
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果てた余韻で、ひくひくと痙攣しているおじさんの耳元に近づき、囁く。
「ねぇおじさん。一人で、何しようとしてたんですか?会社で、しかもこんな真っ昼間から。」
おじさんの身体が強張り、俯いてしまった。
「毎日こんなことしてるんですか?」
「ち、違っ…!毎日じゃな、」
「じゃあどうしてですか?」
再び黙り込むおじさんに溜め息を吐き、ワイシャツを上にたくし上げた。
「言わないと、こうです。」
ワイシャツに隠れていたピンク色の胸の突起を、強めに噛む。
おじさんの身体はビクッと跳ね、腰は淫らに動いた。
「やぁぁっ!バニーちゃ、痛、痛いぃっ!」
「言わないとどんどん強く噛みますよ。最悪取れちゃうかもですね。」
冗談で言ったのに、おじさんの顔は面白いくらい真っ青になった。
それでも言い渋っているようなので、同時に性器を強めに掴むと、観念したように涙をポロポロ溢しながら話し始めた。
「ぅっ、…バニーのこと、俺、バニーが思ってる以上に意識しちゃって……ぁっ、それで、お、俺…先輩だし、プライベートの時以外に…ふっ、…意識してるのバレると、気持ち悪い、とか、思われるのが、…嫌でっ、ぁぁっ!」
クリ、と胸の突起を噛む方から舐める方に変更すると、おじさんの性器は固さを増した。限界が近い。
しかし、僕の方が限界だ。
全く、おじさんは恐ろしい。
「おじさん……」
「ぁっ、あっ、ごめんな、バニー…、俺、こんな、へんたいっ…で!…あぅ、ふぁん!」
「おじさん、こっち向いて下さい。」
俯いていたおじさんの顎を上に向け、口づけする。
「ぅむ、ふぅ…!」
舌を入れ、おじさんの舌を絡める。
貪るように口内を蹂躙した後、ペロリとおじさんの目尻を舐めた。
不安の色を滲ませた目と目を合わせて、自分のズボンのジッパーも下ろした。
「覚悟して下さいね、おじさん。おじさんのせいでこんなことになってしまいました。」
赤黒く、質量の増した己の性器をおじさんに見せつけると、おじさんは最初呆けた顔をして、すぐに赤面した。
「ぁっ、バニーちゃ、なんでそんなにおっきく…」
「おじさんのせいですよ。慣らしてなくて申し訳ないですが、突っ込みます。」
「ええええっ!?ちょ、待っ、バニーちゃん、なんでっ…!?」
至極冷静に答えたつもりの僕だが、本当はもうなにもかもぷつりと切れた状態だ。
何もかも、この可愛すぎるおじさんのせいだ。