Monsterシリーズ

□Monster
19ページ/23ページ


   *


 その1時間前、ご飯も食べて、お風呂も入って マキは仕事の書類に目を通していた。
 俺は、そんな彼に言った。

「もう寝るね。ごめんね。眠くて。。。」

 まだ9時半だったけど、あまりにも眠いから耐えられなくて。

 そうしたら、マキは「じゃ、俺も寝ます」と、資料を閉じて俺と一緒にベッドに入ったんだ。

 眠いから、今日はセックスしないでね。って言おうと思ったらもう既にマキに深くキスされて、かっと体が熱を持ってきた。

 でも、ねむいんだよ。。。マキ。。

「やっ、、、マキ、、今日はやめようよっ」

 俺はマキに言ったんだけど「あなたが欲しいです」って、耳を舐められた。
 もう俺はマキのくれる快感に溺れていくしかなかった。

「んあっ、、マキっ、、今日はねむいのっ。だ、からっ、、んっ、あんまりいっぱいしないでねっ」

 俺の首をペロペロなめているマキにそう言った。
 するとマキは小声でささやく。

「結城さん、、俺のこと、、好き?」
「ぅんっ、、すきっ、、んっっ」

 俺は快感に埋もれていきながら答えた。
 マキはまた俺をペロペロなめる。

−チュパッ

「っぁあんっ」

 俺の乳首に吸い付いてきた。舌でコロコロと転がして、優しく押してくる。

「はっ、、ゃんっあっ」

 マキは、ソコをチュッチュしながら俺にまた聞いてきた。

「俺の、どこが好きですか?」

 え? また?

「んっ、、わっかんなっはあっ!」

 そんなの。。。
 いっぱいありすぎて言えないよっ

「あんっ、、、も、、やめっ、、」

 さっきからずーっと胸だけ責められて、俺は他のとこも触って欲しくて……

「結城さん、、俺の何が欲しい?」
「あ、、、欲しいっっ、、マキの、、」
「なに?」

 気持ち良くなりたくて。。。

「あんっ、触ってっ、、下もっ」
「ここ?」
「ひあっっ、、んん、、うんっ」

 きゅって俺のモノをマキが握った。ゆっくりソコをさすってくれる。
 俺はマキに与えられる感覚がうれしくて震えた。

「ああっ、、きもちいっ、、あんっ」

 マキはクチュクチュと俺のとこから溢れた蜜を広げながら優しく撫でてくれて……
 と思ったらすぐ手を離した。

「あっ、、やっっ、、もっとっ」

 だけど、チュッって俺にキスして聞いてくる。

「結城さん、、なにが欲しい?」

 なにって、、マキの。。。
 マキの手から快感をもらいたいよ

「はっ、、マキ、、、ってっ、ほしいっ」
「触って欲しいの?」

 コクコクと俺は頭を振ってマキにキスする。

 ちょうだい。
 マキ、俺、気持ちよくなりたいよ

 もう一度マキが俺のに触れてきた。さっきよりも、もっとヌルヌルといっぱい触ってくれる。

「あっ、、ああっ。。マキっ」

 気持ち良くて俺はすぐイキそうになった。

「ああんっもっだめっ、やっイッっ」

 なのに、すっとマキの手が離れていく。

 「やあっ、、マキ。。どして。。?」

 こんな事初めてだ。
 マキが、、イかしてくれない。

「教えて? あなたは何が欲しいの?」

 ・・・なに?
 わかんないよ

 ほしいものなんて
 たった一つしかないから

「マキが・・・・・・ほしいよ」

 始まって一時間。
 もう俺はおかしくなってた。

「ああっ、、いいっ、、あんっ、、、ふあっ」

 マキのが俺の中を行ったり来たりする。
 だけど、すぐ、いなくなるんだ。

ーズルッ

「やっ、だめっ、、、あぁ。。」

 なんで?

「教えてください。あなたがほんとに欲しいもの」

 だから言ってるよ。

「マキっ、、、なんでっ?。。っマキが、、ほしいよ」

 だけどマキは

「俺の、、何がほしいの?」

 なにって、なにって、、今はマキの熱いのが欲しいよ
 俺はマキのモノをさすって、お願いをする。

「あ、、、入れてよっ、、おねがいっ」

ーズヌッ

「あああっ、はっ、あっ」

 入れてもらえて俺は声をあげた。

「そうじゃない。。言ってくださいっ、、」
「あっ、、あっっ、、すきっ、、マキっ」

 何度も出入りするマキのものが気持ち良くて
 俺の中にあることが幸せで

「ああっ、もっとっ、ッマキっマっ」

 なのにまた

ーズルリッ

「やあああ・・・・・・おねがい・・・・・・」
「教えて、あなたの望み」

 なんで?
 マキ、、
 ほしいのに。。。

「マキっ、、、マキをかんじたいっ、マキが、、ぜんぶ、、ほしいのっ」
「俺の全部、すでにあなたのものですよ」

 うそ、、だって、
 ほしいのに、、

「やあ、、ほしいのっ」
「いつでも、あなたの隣にいます」
「うんっ、、、いてよっ、いつもっ、、だから、、、」

 俺はマキの唇に噛み付いた。
 欲しくて、マキがほしくて、、

ーズボッ

「んあああっ!」

 俺の中を奥まで満たしたマキが腰を熱く動かしてくる。

「結城さっ、、教えてっ」

 マキっ・・マキっ

「あんっっ、そばにっいてよっ、、俺のっ」

 それが俺の望みだから

「言ってっ、、あなたの欲しいもの」
「マキだけっ、、マキがすきっ、ああっ、マキっ」

 マキしかいらない


 涙がでてきた。
 マキ、、どうしよう。。
 マキが、、すきなんだ
 こんなにも。。好きなんだ

「好きっすきっ、、あっああっ、一緒にっいてよっ、、マキぃっ」

 離れたくない
 マキとずっと一緒にいたい

「ぁああっっおねがっ、俺をっっんあっっ、はなさないでっ」

 マキがもっともっと激しく腰を打ち付けてきた。

「結城さんっ、、、どこにも行かないでっ」

 ちがうよ
 マキが、、どっか行っちゃうんだよ
 俺のこと知ったら

「あっ!やあっっ、、イっちゃっ、、ぁあああっ!!」

 何度もじらされて
 おれはもう訳が分からず泣きながら
 意識を手放した。


☆☆☆☆☆
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ