書物

□海は危険なところ
1ページ/1ページ




「ぱぱぁ、うみいきたいってばよ!」


この一言から今日の予定が決まった。


『ナルくん、準備出来たかな?』

「あぃ!!」


ナルトが荷物を詰め終わるのを確認すると、早速家を出た。


「ぱぱ、おもくない?」

ミナトはパラソル、椅子、レジャーシートなどたくさんの荷物をもっているからナルトは心配している。

『全然へいきだよ。さっ、見えてきたよ!』





青い海がキラキラ光っている。

「すごいってばょ!!」

キャッキャ騒いでる。
それをミナトはほほえましく見守っている。


『まずはパラソルなんかをたてないとね。』


ミナトは早速用意を始めた。
ナルトは近くで服を脱ぎ始めてる。下に水着をはいてきたので楽だ。


『あぁー!ナルくん、ちょっとおいで。』

ミナトはかばんから日焼け止めクリームを出した。

『日焼けは体によくないからね。』


せっかくのナルくんの白い肌が焼けてしまう!


これが本当の理由なのだ。

「ぱぱ、およいできてもいい?」

浮輪を持ってナルトは言った。

『ちよっと待って、パパも一緒に行くから!』

「あい。」



ナルくんが流されたらどうするんだ。

もし溺れでもしたら……





四代目にはある意味、海は危険なところでした。




END

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ