書物
□※連載中
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「とうちゃん、早く行こうってば!遅れちゃうってばよ!!」
『はいはい。そう慌てなくったってまだ全然平気だって(苦笑……』
今日はナルトがアカデミーに通う最初の日だ。
はぁ〜、昔は「ぱぁぱ!」って可愛くよんでくれてたのにな〜……
まぁ成長したってことで嬉しいんだけどね。
アカデミーまでの道のり、里の皆が二人に注目している。
ミナトは四代目火影ということでさとの皆から好かれている。
でもナルトに向けられる視線は里を襲った九尾が封印されているということもあって冷たかった。
無意識にナルトはミナトの袖をぎゅっと掴んだ。
ミナトはそんなナルトの頭を撫で『行こう』っといった。
アカデミーの門に着くと新入生がちらほらと来ていた。
そこでも同じ。
子供は違うが大人から向けられる視線はナルトには冷たかった。
「とうちゃん……オレッ」
『……ナルト、アカデミーに入ってどうなりたい?』
「…とうちゃんみたいに強くなって火影になる。そして里の皆に認めさせてやるんだ。」
『うん、そうだね。ナルトはできるよ。だって俺の息子だからね。』
ミナトはナルトの頭を撫でそういった。
『さて、行こうかナルト。』
「うん、とうちゃん。」
そうして二人はアカデミーの門をくぐった。
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