書物
□風邪
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ケホケホッ………
『ナルくん、風邪引いちゃったのかな?咳がでてるね、辛いよね……』
俺のナルくんが風邪なんかに……………イラッ
風邪の野郎、かかってこい!
この四代目火影が相手になってやる!!
だってこんな辛そうなナルくん見てられないもんッ!
「ぱぁ…ぱッ、からだがあついってばょッ…」
『ナルくん、お布団で寝ていようね。きっと明日には治るよ!』
ミナトはナルトの額に濡れタオルをそっとのせた。
そして辛そうなナルトの頬に手をそえた。
「んっ……ぱぁばのおてて、つめたくてきもちいってばょ………」
『ナルくん、早く良くなるといいね。』
ナルトが眠りにつくまで髪を優しく撫でてミナトは看病した。
次の日………………
「んっ……ぱぁぱ?」
『っん?……ナルくん!!治ったんだね!』
「うん!ぱぁぱ、ありがとう。」
『うん、治ってよかったよ。』
ナルくんに辛い思いをさせるものはたとえ風邪でも手加減しないッ…………
ッ…あれ?
頭が痛いかも……
……………まさか風邪うつったッ?
さすがの四代目も風邪には敵わなかったのだった。