NARUTO
□心の狭い僕と君の優しさ
1ページ/1ページ
好きと伝えたのは俺の方。
キスをするのは俺の方。
依存しているのも俺の方。
たまたま見た。女の子と喋ってるのを。
任務が終わったから、ばあちゃんの所に報告しに行ってこいって言われたから、仕方なく向かっていた。
そうしたら商店街を歩いていたから声をかけようと思った。
のに、よく見たら隣には女の子がいた。二人とも笑って、仲良く喋ってた。
ただの友達かもしれない。けど、嫉妬深い俺の心はそれを許さなくて、二人が歩いているのと逆の方向に走った。
優しい君は、俺の気持ちを汲み取って傍に居てくれる。
でも、
好きなのは俺だけ。
キスしたいのも俺だけ。
依存しているのも俺だけ。
.