小話

□雪女
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嗚呼 憎い

なんて 憎い

いつものように たった一息かけてしまえば良かったものを


嗚呼 お前様 なんと 憎い


孤独であったと知らされた

永久の生命に限りが見えた


お前様 どうか触れてくれるな

熱を帯びて溶けてゆく

お前様の熱で溶けてゆく


嗚呼 頬が熱い

己の涙が熱い

身体の内から溶けてゆく

己の熱で溶けてゆく


お前様 どうか触れておくれ

いっそ その手で 溶かしておくれ

私の全てを その熱で 溶かしておくれ


嗚呼 お前様 お前様

私の瞳はもう光を映さぬ

それでもその姿のみは見えよう

最期の一欠片まで其処に居ておくれ


嗚呼 お前様 お前様

私の耳はもう音を拾わぬ

それでもその声のみは聞こえよう

最期の一欠片まで私の名を呼んでおくれ


嗚呼 お前様 お前様

私の喉はもう音を発せぬ

それでもこの冷たい熱は伝わろう

最期の一欠片まで聴きとどけておくれ



嗚呼 お前様



憎い


憎い


お前様




愛しい


いとしい





おまえさま
















――――――
死ネタは無理とか言って、自分で書く私←

でもこの、雪女サンちゃんが溶けきった瞬間に産まれた子がね、アレでね、年の差ぶへへ〜!ってね!(台無し



あーしかし、中二臭くてかなわん!!!
誰か書き直してくれる方、随時募集しちゃうZE☆←

追記>
凪しゃんがゾロサイドを書いてくれたぜー!

宝物部屋(dear)にいそげ!

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