頂きもの＆捧げもの
□サイト開設祝 エド×ウィン
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電話が鳴ってる。
『―あ、ウィンリィ？オレなんだけど』
聞き覚えのある声。
１つ１つ、思い出してくる楽しかった頃の思い出―
「･･････エド？」
『そーだ。何誰と勘違いしてんだよバカ』
そうだ この声
エドワード・エルリック
言葉の１つ１つがなんとも懐かしい。
『あ、俺さー、今週リゼンブールに帰るから』
「え･･････？」
『あぁ？帰るつったー帰んの！！』
＜ああもうっ！兄さんったらー＞
アルの声も聞こえる。
やっぱりあの二人だ。
嬉しい―
＜おいっアル！！受話器取んなっ！！！！＞
『あー、ウィンリィ、久しぶ･･････ってもうっ兄さん痛いってばっ！！あっち行ってよ！！』
奥の方でエドがわめいている。
またケンカしているんだろうか。
ちょっとくすっ、と笑ってしまった。
『あぁ？ウィンリィ、テメー何笑ってんだ？！！』
「何でもないよー」
そういってまた笑った。
久し振りに心の底から笑った気がした。