ShortT
□甘〜こっちを向いてよ!〜
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私は森田ありさ。
私には付き合って3年になる彼氏がいる。
そう。皆のアイドル嵐の二宮和也くん。
これは親と嵐のメンバーと事務所ぐらいしか知らないトップシークレット。
最近、新しいゲームソフトを買ったらしく相手にされませ〜ん(泣)
「ね〜和くん!もうそろそろゲーム終わりにしてよ〜?せっかくのお休みなのにさ〜」
手をバタつかせ思いっきり頬を膨らましてみるが見向きもしない。。。
ゲームオタってことは百も承知だよ!?
仕事が大変だからゲームする時間が無いってのも知ってる。
けど・・・・・。
最近、ほんとに和くんて私の事好きなの?って疑っちゃう。
誕生日も付き合った記念日もお仕事ばっか。
・・・仕方ないって分かってるよ?
でも寂しいよ。。。
「ありさ。こっちおいで。」
和くんがソファーをポンポンとたたいて座るように促した。
凄い勢いでゲームをセーブして、電源を切る和くん。
。。。馴れてんなぁ
「ありさ…。最近仕事ばっかでごめん。
でも、仕事中も頭の中はありさですよ?」
和くんはずるい。
優しい目で微笑まれるだけで私は今までの寂しいっていう感情とかが一気に無くなってく。
「ありさは分かりやすいんですよ。
今、寂しい〜。
相手にされたい〜。
こっち向いて欲しい〜って思ってたでしょう?」
うっ・・・
うぅ〜。。。。
悔しいけど
ザ☆図星!
でも素直になれない私。
「そんなこと・・・ぉもってなぃ・・・もん。」
和くんは笑って
「ほら?その嘘つくときに声がちっちゃくなる癖!自分ではきずいてないでしょう?」
「・・・うん・・」
「思っている以上に僕はありさのこと見てますからね?」
がばっ
和くんがイキナリ抱きしめてくれた。
あの細いからだのどこにそんな力があるのかわからないほど。
耳元でささやかれた言葉を私は一生忘れないだろう。
「ありさ。やっと事務所から許可が出た。
結婚しよう。」
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それから3ヵ月後。めでたく私と和くんは結婚式をあげた。
結婚をマスコミに伝えてからは大変だったがここまでこれた。
うれしいよ・・・
だって。。
私の隣には今日もツンデレ和くんがいるから。