安心するとこ。
□安心するとこ。7
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相葉雅紀視点
何度も、何度も夢に出てくるんだ。
A「やめて、にの!
行っちゃだめええええええええええ!!!」
N「あいばか。
絶対生きてね。
さよなら、ばいばい。」
はっと、起き上がる。
A「夢か・・・・」
まわりは、暖炉で照らされ薄暗く見える。
皆、寝ている。
ふっと、汐音に目をやると頬が涙で濡れているのが分かった。
嗚呼、俺のせいなんだな・・・。
全部、俺がいけなかったんだよね。
嗚咽が漏れる。
気付かなかった、こんなにも自分が泣いていることに。
気づいた、俺は・・・・
A「俺は・・・・にのが・・・・好きだ・・・・った・・・・っ」
今まで、この気持ちはただの友情だと思ってた。
でも、失ってから分かったんだ。
俺は、ニノを愛していた。
A「気づくのおっせーよ・・・自分・・・っ」
涙は留まることなく流れ落ちた。
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