安心するとこ。
□安心するとこ。4
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いちばん周りに気を配れる人として相葉ちゃんに推薦された潤くんが先頭を切って歩く。
並び方はこう↓
潤くん→ニノ→相葉ちゃん→翔さん→汐音→大ちゃん
森の中はまるでジャングルのようだった。
M「取りあえずまーすぐ行こう。行き止まりでもまっすぐ戻れば良いしね。」
N「みんなここに木の根が張り出してるから気をつけてねー」
「ほーい」
ニノの言ったとおり、木が沢山あり根も所狭しと出ている。
汐「きゃっ。」
ごつごつした根に足を取られた。
前の翔くんに助けられる。
汐「ごめーん。足、取られた。。。」
S「んーじゃぁハイ。」
ハイと言ってだされた翔ちゃんの手。
汐「へ?」
S「お、俺が手つないで汐音が転ばないようにしてあげるよ。」
汐「えっ?でもそれじゃー翔ちゃんが大変じゃない?」
S「大丈夫!だてに筋肉ついてないし。」
はにかむ翔くん。
汐「、、、じゃぁお言葉に甘えて。。。」
翔ちゃんの手は温かくて固くていかにも男の人の手ってかんじ。
ってか、この状況!
翔ちゃんと手繋いでる!
ちょっとドキドキする。
って!今はそんなこと言ってる場合じゃないし!
でもドキドキは止まらなかった。
なんでだろう。今までこんな気持ちになった事ないのに。