転生少女

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つまり…事故にあって目を覚ましてみると私と仁王くんは一人の女の子になっていて、

しかも、赤ん坊になってたっちゅうことじゃな。

………こんなこと現実にあり得るんですか。

現に今体験してるんじゃからあるんじゃろ。

非科学的過ぎます…。

そうじゃなぁ…。

で、今の私たちの名前は何でしたっけ?

詩陽じゃよ。
きっと比呂士のしと雅治のはるからきてるんじゃろ。

運命ってすごいですね…。

そういえば名字知らんのぅ。

きっと看護婦さんが来たら分かるのでは…

「柳さーん、検診の時間ですよー」

「あ、はーい」

「じゃあ僕は一旦帰って鈴(すず)と蓮二を連れてくるよ」

「ええ、気を付けてね」

…………柳?

…………しかも今蓮二って言いませんでした?

え、何、俺ら参謀の妹になるんか?!

そうみたいですね。
でも仁王くん、おかしくないですか?

なんも面白くないぜよ?

そっちじゃありません。
変、という意味です。

冗談じゃって。
で、何が変なんじゃ?

あそこ、見てください。
出生日のところです。

………19○○って俺らが生まれた一年後じゃよな?

はい。

っちゅうことは…

過去に戻った…ということですかね。
別の存在として。

俺らも存在するんかな…。

分かりません。
将来立海に行ってみないことには何とも…。

なんか頭こんがらがってきたんじゃけど…!

取り敢えず今分かっているのは柳くんの妹になってしまった、ということだけですね。

前途多難じゃな…。


To be continued…

あとがき
書いた後によく考えたら出生日かいてあるとこに名字も書いてありますよね…^^;
 

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