二次小説

□心なきもの、心あるもの4
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「そろそろパーティータイムの始まりだな。」
克己が己のものを押し当て、身を固くするフィリップの中へと容赦なく入っていった。
「ああ、いいぞ。」
他人のものを奪い取る、この上ない快楽に克己はえもいわれぬ感覚に陥っていた。
激しく腰を動かす。京水の手も容赦なくフィリップを責め立てた。
京水はフィリップの乳首を噛んだ。フィリップの身体がビクンと反り返る。
片方の手は身体のあちらこちらを撫で回している。
フィリップの身体の反応するところを丹念に探り当てながら。
「このへんがキモチいいみたいよ。もっと攻めちゃお。」
身体の中は克己に攻め立てられ、身体の外は京水に攻め立てられ、
フィリップはだんだんと我を忘れていった。
「まだまだ。意識は飛ばすもんじゃないわよ。
あら、気絶するのはこの子の得意技だったわね。」
京水がねちっこい手の動きをフィリップに施す。
「なんて締め付けがいいんだ。すごく気持ちいい。」
克己のものはフィリップの中で蠢いていた。
京水の手の中のフィリップのものもだんだんと固くなっていた。
「あらこの変化はなに。キモチいいんでしょう?身体は正直ね。」
左に顔を逸らして、衝動に耐えているフィリップだったが、京水に煽られてやりきれなくなる。
「見せてくれよ。感じてるんだろう?」
克己がフィリップの前髪を掴み、顔を正面に向かせる。
「ふふふ。いい顔だ。」
克己は腰を大きく動かし、容赦なく突き上げる。
「ん、ん、んんっ」
かすかにフィリップの声が洩れる。
「イキそうね。そうよ。身体に正直におなりなさい。」
京水はなおも手でフィリップを攻め立てる。
フィリップはたまらなくなって、己を解放した。
「あら。2回もイっちゃったわ。若いわねホントに。」
克己は腰を激しく動かし、限界を感じるとそれを抜いて、フィリップの腹にぶちまけた。
粗い息が克己を包む。
フィリップはうっすらと目に涙を浮かべながら左に顔を逸らせていた。
遠のく意識の中でフィリップは勝ち誇ったようなを克己の声を聞いていた。
「もう手足も自由になってたはずだぞ。抗おうと思えば出来ただろうに………。」

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